2017年5月10日水曜日

百花百狼

188本目の乙女ゲーム。
D3Pさん、REDさんの
PSVita用ソフト。

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戦乱の世に、
互いを憎しみ合う
敵対関係にあった甲賀と伊賀。

所が織田信長による伊賀の乱により、
伊賀が滅ぼされた。
残った伊賀の者達は、
敵である甲賀に取り込まれる形に。

そうして甲賀の長と伊賀の長の妹が
互いの平和の象徴として結婚し、
二人の間に生まれた主人公。

年の近い者同士、
仲良く過ごしてはいるものの、
みんなは忍びの任務についてる中、
未だ任務をこなした事のない主人公。

彼女が焦りを感じる中、
突如届いた石田三成からの文。
その文により主人公達は京へと赴く。

初任務を仲間と協力し、
無事にこなしたと思われた彼女だったが、
そこで里の、仲間の、
そして彼女自身の運命を
大きく狂わせる大事件に巻き込まれて。

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攻略キャラ
 ・月下丸(cv.羽多野渉さん)
 ・黒雪(cv.下野紘さん)
 ・百地蝶治郎(cv.鳥海浩輔さん)
 ・服部半蔵(cv.津田健次郎さん)
 ・石川五右衛門(cv.緑川光さん)

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月下丸
黒雪
服部半蔵

※攻略した順番に記載させて頂いてます。
 ☆はお気に入りキャラ。


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とてもおもしろい作品でした。
D3Pさん、不評続きでしたが、
これは本当に良作だと思います。

悌太さんの絵の可愛い雰囲気に反して、
結構キツイ内容でした。
あぁ、忍びの世界なんだなと、
そんな内容がとても切なかったです。
でも、逆にその切なさが
とても良かったと思います。

キャラはみんな魅力的で、
サブキャラも良かったと思います。

個別のルートも、
本筋は同じものの、
キャラごとに色々と工夫されているので、
周回プレイもそんなに飽きてしまう事なく、
プレイする事が出来ました。

スチルも音楽もとても良かったです。

主人公も、ただ守られるだけでなく、
頑張る子なので、
大変好感が持てました。

ただ、主人公が混ざっている輪で
お話が進んでいる時に、
セリフの所の窓ではなく、
みんなの輪の中に
彼女の立ち絵がある事に驚いて、
最初そこに違和感を感じてしまいました。

でも、第三者視点でプレイされる方は、
逆にいいというポイントかも知れません。
ただ、私は自己投影して楽しむタイプなので、
立ち絵として向こうに彼女がいる事で、
主人公=自分と思いづらい感じにはなりました。

そんな印象を受けましたので、
私同様、自己投影して楽しみたいタイプの方は、
そこだけ注意してプレイされるといいかと。

それ以外は本当にとても良かったです。

本当は全員行けそうな勢いでしたが、
月下丸が誰のルートでもとても素敵で、
そんな彼を放置して、
他の方と恋に落ちるなんて、
これ以上は無理!…という思いから、
五右衛門さんを途中で断念してしまいました。

それくらい好きって思える月下丸と
出会わせてくれたこの作品に感謝です。

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好きキャラ
1.月下丸
2.半蔵さん
3.黒雪

ただ黒雪は選んであげないと
申し訳ない感じはあります(笑)

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オススメ度:★★★★
個人的満足度:★★★★